書評「内向型人間のすごい力」

目次

  • 読んでもらいたい人
  • この本の要約
  • もしもあなたが「今自分にとってふさわしい仕事をしているか」と考えているなら

読んでもらいたい人

  • 「うまくしゃべれない」「パーティや飲み会はあまり行きたくない」「行っても楽しいが疲れる」「早く帰って1人になりたい」と感じたことがある人
  • 対人関係に悩んでいる人
  • うまく話せたり、友人や知人が多い人がうらやましいと感じている人

この本の要約

あなたは「うまくしゃべれない」「パーティや飲み会はあまり行きたくない」「行っても楽しいが疲れる」「早く帰って1人になりたい」と感じたりすることはないでしょうか。私も同じ悩みを抱えています。そんな方は「内向的」という気質が強いのかもしれません。

「内向的」という気質について簡単に説明すると、1人でいるとエネルギーが補充される、といった性質を持った人たちのことです。

私は自分が内向的ではないかという自覚はありました。というのも「さあ、才能に目覚めよう」では、「収集心」「内省」「慎重さ」という内向性を示す結果が出たためです。にも関わらず、「外向的でなければ社会的に不適格だし、成功はありえない」という思い込みがあります。そのため、外向的な姿を装っていましたが、なんとなく精神的に疲れてしまっていることに気づきました。内向的であるということを隠し(隠しきれていない気もしますが…)、なんとか外向的に振舞おうとして無理をしていたのかもしれません。

その問題を解消したくて、「嫌われる勇気」や「自分の小さな箱から脱出する方法」などを読んだこともありました。そこですべての問題が解決すればよかったのですが、本来の性質である内向性が起因する問題であろう、本来自分がやりたいと思っている、1人で静かに本を読んだり、絵を描いたりすることができないことに対して、ストレスを感じていたのでは、と気づきました。

仕事についても、現在勤めている会社が事業拡大する中で、周りの人数が増え、決して表立った衝突や意見のすれ違いなどはないものの、精神的にしんどく感じることも増えてきました。そのため、誰とも話したくなくなるときが多くなってきました。

そんな私を含めた「内向型」の人に向けて書かれたのがこの本です。この本を読むことで、「自分は社会不適格なのではないか」と思う方は、「同じことを思うのは自分だけではないのだ」と、少しほっとした気持ちが得られるはずです。

基本的に無口ですが"決して不機嫌なわけではなく、ただしゃべる理由がないから話さないだけであって、興味のある分野では饒舌になります"といった内容の記載もあり、まさにそのとおりだな、と思いながら読み進めました。

また、この本に出てくるエピソードで私も思い当たるものがあります。著者は「キャンプに本を持っていった」そうなのですが、私も小学生のころ、自然学校(4泊5日くらいで、学校の子とキャンプ生活する)という行事があり、そのときに好きだった星新一のショートショート「ようこそ地球さん」(ほかにもあったかもしれませんが)を持っていったのを、よく覚えています。幸い、そこではそのこと自体を批判されたり茶化されたりすることはありませんでしたが、そうやって少しでも本を読んでいたい、と思っていたのでしょう。

もしもあなたが「今自分にとってふさわしい仕事をしているか」と考えているなら

ここからは、私自身の悩みも解消したく、共有できればと思います。下記に私と同様「自分がこの仕事をしていていいのだろうか」と思う方に、指針となるであろう部分を引用させていただきます。

自分のコア・パーソナル・プロジェクトを見つけるための三つの重要なステップがあることに気づいた。

第一に、子供の頃に大好きだったことを思い返してみる。大きくなったらなにになりたいかと尋ねられて、あなたはなんと答えていただろうか。(略)自分が本当はどんな人間なのか、昔のあなたは今のあなたよりもよく知っているかもしれない。

第二に、自分がどんな仕事に興味を持っているかを考えてみよう。(略)

最後に、自分がなにをうらやましいと感じるか注意してみよう。嫉妬や羨望はある意味で醜い感情だが、じつは真実を語っている。人間はたいていの場合、自分が望んでいるものを持っている人をうらやむ。(略)

あなたは何をうらやましいと思っているでしょうか? もしあなたになんでも自由にできる力があるとすれば、何をするでしょうか?

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です