以前の記事で INFJ や内向型といった事柄について記事を書いているが、そもそも内向型とは何かということを説明したいと思う。
内向型とは
内向型とは、人間を興味・関心が自分の内側に向かう人々のことをいう。対照的に、興味・関心が外部に働きかける性質を持った人たちを外向型という。
内向型と外向型
一般的に外向型は初対面の人にも愛想がよく、話し好きであり、対する内向型は内気で人見知りであり、対人関係に難のある存在という見方をされることが多い。ただ、それは大きな誤解で、もちろん人と話すのが得意でない外向型の人間もいるし、すぐに人と打ち解けるような内向型の人間もいる。
しかし、多くの場合、内向型の人間は、初めて会う人と打ち解けるのに長い時間を要するし、すぐには自分の本心を見せないことが多い。それは自分の考えや意見をすぐ見せずに慎重に相手との距離を測っているというだけのことであり、どちらが良いとか悪いとか、劣っているということではない。
内向型の特徴
内向型の人間は、自分の興味のある話題なら深く考察して議論することはできるが、外向型が得意とするようなその場その場での瞬発力を問われるような雑談、自分の意見を考える時間の取れない世間話といった話題は苦手なのである。それはそれぞれが得意とするフィールドが違うだけのことであり、どちらも優れた点を持っているのだ。
特に内向型の人間は誤解されることが多く、また誤解を解こうと説明しようにも、話して説明することは苦手な場合が多いため、さらなる誤解を生みやすい。お互い違う着眼点を持っているという長所に気づき、それぞれの得意とする力を発揮できるよう、努力していくことが重要であると思う。