iPhone で撮った写真をフィルム風の雰囲気ある画像に仕上げたい
iPhone で撮影した写真は、そのまま撮って出しだと、デジカメで撮った色味の、あまり情緒のない写真なので、どうもあまり好きになれなかった。
しかし、下記サイトを参考にフィルム風加工を行うことで味のある作品ができることがわかったので、試しに作ってみた。
参照元:【フィルム風写真】デジタル一眼レフカメラで撮った写真をアナログフィルム風に加工する方法 | デザイン | まなびや
必要な機能
デジカメで撮った写真は全体的に黄色みが強く、色がはっきり出てしまう。これをフィルム風にするには、 Photoshop の Camera RAW 機能(あるいは Lightroom でも可)を使い、色温度を下げ、コントラストを強くし、あえてべったりとした印象に仕上げる必要があるようだ。スマホアプリなどもあるが、 Photoshop のほうが細かい設定まで可能になり、使いやすい。
加工にかかる時間
最初、作業に慣れるまでは30分以上かかっていたが、慣れてくると10分程度で作業できるようになった。
作例
iPhone 8 で撮影した写真を加工してみた。サイズ変更以外は特に編集していない、撮って出しの状態となる。
加工前

加工後

かなり意図的に青色・緑色を強くしてしまったが、もう少し調整をうまくすればもう少し自然なフィルム写真風になりそうだ。ただ、ボケが表現できないので雰囲気が出にくい。それはカメラの特性上、仕方ないかなと思う。
デジタルで撮った写真でも、フィルム風に近づけることができる
これまで、フィルム写真のような雰囲気にするには、フィルムカメラで撮影するしか方法がないと思っていた。
しかし、この加工を使えば、人工的にではあるがフィルムカメラ風の画を仕上げることができる。こうやって、今までできなかったことを技術によってできていくようになることは、単純に楽しい。