ブログを書きたい。ネタ集めは終わった。さぁ書こうと思うけど、ブログが上手く書けない。
書こうとすると、頭の中が真っ白になって、文章をうまく構成できない。どうしたらいい?
そういったときには、「文章構成テンプレート」(文章を構成する型)を知り、書き方を覚えると、ブログ記事を書くのが楽になる。
「文章構成テンプレート」には、次の4種類がある。
- 「導入結論」
- 「理由」
- 「具体的解説」
- 「最終結論」
私も、この書き方を覚えることで記事を作成するスピードが2倍以上速くなった。この記事を書くのも、今まで半日以上かかっても書けなかったものが、3時間程度まで短縮された。
それぞれの詳しい内容を見ていこう。
「文章構成テンプレート」を使ったほうがいい理由
ブログを書くするときの書き方をまとめたものを、「文章構成テンプレート」という。
この「文章構成テンプレート」の書き方を覚えることで、「次に何を書いたらいいかわからない」「ブログで言いたいことがうまくまとめられない」といった悩みを解消できる。
「文章構成テンプレート」を構成する要素
ここでは、構成する要素をそれぞれ順番に見ていこう。
「導入結論」
ブログでは、その記事での結論を最初に述べよう。例えば、この記事では「ブログを書くには文章構成テンプレートを使おう」だ。
しかし、あなたはこう思うのではないか。「今まで学校で作文などで文章の書き方を学んだが、結論は最後に書くという風に覚えた。それが正しいのでは?」と。
しかし、それは一般的な作文のことであって、ブログの場合は「まず結論を書く」必要があるのだ。
なぜなら、ブログは一般的な小説や雑誌などと違い、無料で読める場合が多い。そのため、お金を払った分を取り返そうと、すみずみまで読もうとする人は少ない。
あなたも、どこかでブログを読んで「このブログには求めている情報がなさそうだから、違うブログを見よう。」と思った経験はないだろうか。
あなたのブログを見に来る人も同様だ。飽きたり、デザインが気に入らなかったりして読みにくかったりすると、途中で読むのを辞めてしまう(離脱する)人が多い。
私も、現在は改善されているが、以前まとまっていないブログ記事を書いていたとき、Google アナリティクスで調べたところ、直帰率は 30% を超えていた。
「理由」
次に「理由」を書く。「導入結論」で書いたことの理由を述べよう。
ただ結論を語っただけでは、読んだ人は「なぜそう言えるのか?」と疑問を抱いたままになってしまう。
その疑問を持たれる前に、先に理由を答えよう。この疑問が積み重なることで、記事に信ぴょう性がなくなり、読者が離脱する原因になる。
「具体的解説」
「具体的解説」では、「理由」で語ったことを具体的に書こう。
理由だけ、例えば「記事テンプレートを使う」だけでは、具体的にどうするのか? という疑問に答えたことにならない。導入結論の理由を、さらに具体的に書いていこう。
「最終結論」
「最終結論」は、その記事の「まとめ」とも言える。「導入結論」で語ったことをまとめて、記事を締めくくろう。
さらに、「理由」「具体的解説」を踏まえた上で「結論」を再度説明し、納得してもらう。そうやって再訪の可能性を上げられるように努力しよう。
「記事構成テンプレート」を使えば、ブログを早く書けるようになる
このように、文章を構成するテンプレートを覚え、パーツごとに文章を書くようにすれば、ブログを書きやすくなるのではないだろうか。
ブログ1記事数千文字を一気に書き上げるのは難しい。しかし、
- 「導入結論」
- 「理由」
- 「具体的解説」
- 「最終結論」
それぞれの項目ごとに分けて書けば、少しずつ書いていけば全体も見えやすくなり、「あと残り半分くらいだな」と目標がわかりやすい。
こういった工夫を続けることで、ブログ記事を書き上げ、ブログを育てていこう。