ノブレス・オブリージュとは

書籍を探していた時に「ノブレス・オブリージュ」という言葉が出てきたので、気になったので調べてみました。

ノブレス・オブリージュは今日的な意味を持ち得るか – Linkclub Newsletter(リンククラブ・ニューズレター)

(前略)

一般的に「ノブレス・オブリージュ」とは貴族、あるいは高貴な者の義務と解釈されている。社会的地位の高い者はそれにふさわしい義務を負ってしかるべきであり、彼らは一般の人よりも多くの規範に従うなどの責任を担う。

(中略)

私心のない無私と自己犠牲の精神があるからこそ、社会的な地位の高い人は尊敬されるのだろう。特権の甘い果実のみを享受する姿勢は、ノブレス・オブリージュとはほど遠い。

(中略)

いみじくも、多摩大学大学院教授で社会企業家フォーラムを主催する田坂広志氏は『未来を拓く君たちへ』(PHP文庫)の中で、21世紀においては「”高貴な人間が自覚すべき義務”という意味から、”恵まれた人間が自覚すべき義務”という意味になっていくだろう」と喝破している。

高貴さや貴族性を身分や地位でなく個人の魂の輝きと捉えるならば、組織や集団の長のみならず、ありとあらゆる人にとってこの概念は精神的な支柱となり得る。ノブレス・オブリージュは現代人の失われた精神性を回復し、人間の生き方を見つめ直すひとつのきっかけになるかもしれないのである。

語源はフランス語、貴族が厳しいまでに己を律し、その立場を私心のみに使わずにすることを良しとする考え方で、「武士道」にも通ずるところがある印象も受けます。

これは現在では貴族だけでなく、引用元にもあるように社会的地位が高い・低いといったことに関わらず立場としてふさわしい行動を取る指針足りえます。いっときの感情で快楽に走らず、自身だけでなく周囲にも模範になるように努めたいものです。

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